こちらでは、占い師を目指す人のために、占い師になるために知っておきたいポイントを紹介します。

占い師に資格は必要ない

占い師は人の運命を読む職業ですが、特別な資格は必要としません。通信講座や学習コースには、そのスクール独自の修了証や認定証を設けているところもあるものの、公的に認められている占い師の資格というものはなく、それがなければ占い師になれないということもありません。

他のフリーランスの職業と同じように、今日から「私は占い師です」と言えば占い師として働くこと自体は可能です。しかし、占い師として働き、対価をもらうためには、占いの知識や技術を学ぶことが必須となります。

霊感は必須条件ではない

占い師というと、霊感や超能力を持っている人しかなれないと思われがちですが、そんなことはありません。例えば、手相占いは、超能力で相手を霊視するのではなく、歴史上積み重ねられてきた、手相と運命の関係を学び、それを基に人の運命を判断するものです。科学的根拠はありませんが、古来からの実践によって体系づけられており、一種の統計学のような要素を持っています。霊視能力がなくても、占いによってはこうした理論を学ぶことで、十分に占いは行うことができるのです。

心理カウンセラーやコンサルタントの技術が求められる

占い師に必要なのは、相手の人生について共に考えてあげられるスキルです。悪い結果が出てしまったときに、今後の人生を良い方向に変えるためのアドバイスや注意など、前向きな気持ちにつなげるような、カウンセラーやコンサルタントとしての役割も求められます。